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赭禿
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あかはげ
ふりがな文庫
“
赭禿
(
あかはげ
)” の例文
焼けて六年になる乙の都会においては、
赭禿
(
あかはげ
)
の土蔵ばかりがわずかに堅実の観を保っている。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
狭き谷の麦圃に沿ひ、
北行
(
ほくかう
)
良
(
やゝ
)
久しく、西日まばしく
馬影
(
ばえい
)
斜
(
なゝめ
)
に落つる頃、路の左に
聳
(
そび
)
え起る一千尺ばかりの山を見る。中腹
石屏
(
せきびやう
)
を立てたる如き
山骨
(
さんこつ
)
露
(
あら
)
はれ、
赭禿
(
あかはげ
)
の山頂に小き建物あり。
馬上三日の記:エルサレムよりナザレへ
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
赭
漢検1級
部首:⾚
16画
禿
漢検準1級
部首:⽲
7画
“赭”で始まる語句
赭
赭土
赭顔
赭黒
赭熊
赭茶
赭色
赭味
赭土色
赭顏