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赭土色
ふりがな文庫
“赭土色”の読み方と例文
読み方
割合
あかつちいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかつちいろ
(逆引き)
この刹那に、市郎の眼に映った敵の姿は、
頗
(
すこぶ
)
る
異形
(
いぎょう
)
のものであった。
勿論
(
もちろん
)
、顔は判らぬが、
膚
(
はだ
)
は
赭土色
(
あかつちいろ
)
で手足は
稍
(
やや
)
長く、爪も長く
尖
(
とが
)
っていた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
皮膚の色さえ、小次郎には、故郷のにおいが感ぜられる
赭土色
(
あかつちいろ
)
の持主だった。眉は、粗で、眼はきれ長であり、面長な
顎
(
あぎと
)
に近いあたりに、
黒子
(
ほくろ
)
がある。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その下に体の大きい重吉がはげた
赭土色
(
あかつちいろ
)
の獄衣を着て、いがぐり頭で、終日そうやって縫っている。
風知草
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
赭土色(あかつちいろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
赭
漢検1級
部首:⾚
16画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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