“あかつちいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赭土色80.0%
赤土色20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その下に体の大きい重吉がはげた赭土色あかつちいろの獄衣を着て、いがぐり頭で、終日そうやって縫っている。
風知草 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
川上はだいぶ降ったと見えて、放水路の川面かわも赭土色あかつちいろを増してふくれ上った。中川放水路の堤の塔門型の水門はきりっと閉った。水泳場のある材木堀も界隈の蘆洲の根方もたっぷりと水嵩みずかさを増した。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)