“和名鈔”の読み方と例文
読み方割合
わみょうしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和名鈔わみょうしょうには「 和名加之良乃加波長わみょうかしらのかはら 脳蓋也のうがいなり」とあるそうで「カハラ」は頭の事である。ギリシアやマレイとほとんど同一である。
言葉の不思議 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
しかし『和名鈔わみょうしょう』すなわち『倭名類聚鈔わみょうるいじゅしょう』には女陰は玉門ツヒとしてあるが、ただし玉茎の条下の𨳯の字の注に、「以開字為女陰」と書いている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
睩、此云麻用弭枳マヨビキ。古事記中巻、応神天皇御製歌に、麻用賀岐許邇加岐多礼マヨカキコニカキタレ和名鈔わみょうしょう容飾具に、黛、和名万由須美マユスミ
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)