“水溜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずたま43.6%
みずたまり24.4%
みづたまり9.0%
みづたま7.7%
みずため6.4%
みづだまり2.6%
みづだま1.3%
たまり1.3%
みずた1.3%
みずだま1.3%
みずだめ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数時間のあいだ、上からはるように降りつけられ、下は湿地と水溜りをこいで歩くのであった。全身あますところなく濡れていた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
女学生の立っている右手の方に浅い水溜があって、それに空が白く映っている。それが草原の中に牛乳をこぼしたように見える。
女の決闘 (新字新仮名) / 太宰治(著)
風鈴屋でもか。——振返つた洋館をぐわさ/\とゆするがく、貨物車が、二臺をかばはうとした同伴水溜みこんだ。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
何ももよかつたのです、その時は。清らかで健康で、どんなに外から水がみ込んで來ても汚ならしい水溜りにはならなかつたのです。
家へ帰ると彼は中へは入らずに直ぐ裏へ廻って、流し元の水を受けるを埋めた水溜の縁の湿っぽい土の中へ金剛石を浅くいけた。
(新字新仮名) / 横光利一(著)
鎖につないだ山犬の鼻さきへ鶏をつきつけて悲鳴をあげさせるのもある。お皿のある怪しげな河童が水溜のなかでぼちやぼちややるのもある。
銀の匙 (新字旧仮名) / 中勘助(著)
若い社員は投身をするにも、同じ事なら東京の水溜りでしたいやうな口ぶりで言つた。
裏手は一面の蘆原、処々に水溜、これには昼の月も映りそうに秋の空は澄切って、赤蜻蛉が一ツき二ツ行き、遠方に小さく、をする人のうしろに、ちらちらと帆が見えて海から吹通しの風
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
稲が刈り取られて林の影がさに田面に映るころとなると、大根畑の盛りで、大根がそろそろ抜かれて、あちらこちらの水溜めまたは小さな流れのほとりで洗われるようになると
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
麦畑牧場とはきなまれ、その水溜りになっています。く、こういう田舎散歩するのは愉快でした。
大きなのように込み合って曲がりくねった数本の果樹、四角な野菜畑、月の光に輝いてる瓜畑鐘形覆い、古い水溜などが、それと見えていた。