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水洟
ふりがな文庫
“水洟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みずばな
76.7%
みずっぱな
13.3%
みずはな
3.3%
みずッぱな
1.7%
みづつぱな
1.7%
みづはな
1.7%
みづばな
1.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みずばな
(逆引き)
マ氏、もう酔いざめか、しきりにハンケチで
水洟
(
みずばな
)
を拭く。訊いてみると、じつはおとといあたりから風邪をひいていたのだと答える。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水洟(みずばな)の例文をもっと
(46作品)
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みずっぱな
(逆引き)
おおかたは
水洟
(
みずっぱな
)
をすすっているような老人であるのも、そこに移り行く世のすがたが思われて、一種の哀愁を誘い出さぬでもない。
半七捕物帳:54 唐人飴
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
水洟(みずっぱな)の例文をもっと
(8作品)
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みずはな
(逆引き)
或る日、分けても寒さの厳しい朝のことであったが、伯父の大納言の鼻先から
水洟
(
みずはな
)
が
滴
(
た
)
れているのを見ると、彼はそっと寄って行って
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
水洟(みずはな)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
みずッぱな
(逆引き)
長「そういうと
豪気
(
ごうぎ
)
に
宅
(
うち
)
で奢ってるようだが、
水洟
(
みずッぱな
)
をまぜてこせえた婆さんの
惣菜
(
そうざい
)
よりア旨かろう」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
水洟(みずッぱな)の例文をもっと
(1作品)
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みづつぱな
(逆引き)
鳥打帽子を目深にかぶり、毛糸の襟卷に顎を埋め、背中をまるくしながらしきりに
水洟
(
みづつぱな
)
をすゝり込む。川岸に出ると風はなほ更強くなつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
水洟(みづつぱな)の例文をもっと
(1作品)
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みづはな
(逆引き)
爺さんは
水洟
(
みづはな
)
と一緒くたに涙を
啜
(
すゝ
)
り込むだ。涙も水洟も
目高
(
めだか
)
の泳いでゐる
淡水
(
まみづ
)
のやうに味が無かつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
水洟(みづはな)の例文をもっと
(1作品)
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みづばな
(逆引き)
それを見ると却つて可哀相でと、母は切りに
水洟
(
みづばな
)
を拭いてゐる。
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
水洟(みづばな)の例文をもっと
(1作品)
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水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
洟
漢検1級
部首:⽔
9画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶
検索の候補
洟水
水鼻洟
“水洟”のふりがなが多い著者
小林多喜二
吉川英治
佐左木俊郎
三遊亭円朝
織田作之助
山本周五郎
谷崎潤一郎
水上滝太郎
久生十蘭
夢野久作