“みずっぱな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水洟80.0%
水鼻10.0%
水鼻汁10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして電話がかかるたんびに水洟みずっぱなをススリ上げススリ上げ立上っていたが、その電話を本署に取次いでいるうちに……遭難した倉川家の若い男爵は
老巡査 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
花車重吉という有名なうての角力取が這入っては勘弁ならん、是が七十八十になる水鼻みずっぱなを半分クッたらして腰の曲った水呑百姓が、年に免じて何卒どうぞ堪忍かんにんして下されと頭を下げれば堪忍する事も出来ようが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
寒中など水鼻汁みずっぱなをたらしながら、井戸水で、月の光りでかまいでいたり、丸太石をころがしていたりする。日和ひよりのよいころ芝を苅るときは、向うの方と、此方のほうで向いあいながら