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残余
ふりがな文庫
“残余”のいろいろな読み方と例文
旧字:
殘餘
読み方
割合
あと
50.0%
のこり
20.8%
ざんよ
12.5%
なごり
8.3%
あま
4.2%
のこ
4.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あと
(逆引き)
四人の
同胞
(
きやうだい
)
、総領の母だけが女で、
残余
(
あと
)
は皆男。長男も次男も、
不幸
(
ふしあはせ
)
な事には皆二十五六で早世して、末ツ子の源作叔父が家督を継いだ。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
残余(あと)の例文をもっと
(12作品)
見る
のこり
(逆引き)
早瀬はその
水薬
(
すいやく
)
の
残余
(
のこり
)
を
火影
(
ほかげ
)
に透かして、透明な液体の中に、
芥子粒
(
けしつぶ
)
ほどの泡の、風のごとくめぐる
状
(
さま
)
に、
莞爾
(
にっこり
)
して
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
残余(のこり)の例文をもっと
(5作品)
見る
ざんよ
(逆引き)
かくして最早
幾何
(
いくばく
)
もなくなつてゐる生涯の
残余
(
ざんよ
)
を、見果てぬ夢の心持で、死を怖れず、死にあこがれずに、主人の
翁
(
おきな
)
は送つてゐる。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
残余(ざんよ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
なごり
(逆引き)
紙漉橋の袂に鉄砲垣を折り
回
(
めぐら
)
して、
生節
(
なまぶし
)
の冠木を見越しの
雑裁
(
うえごみ
)
の
林樾
(
こずえ
)
を深く(中略)春は塀外の桜、庭も
狭
(
せ
)
に散り込みて、打延る両岸の枝頭の色は大曲の
垠
(
はて
)
まで一目に
残余
(
なごり
)
無く
巣鴨菊
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
残余(なごり)の例文をもっと
(2作品)
見る
あま
(逆引き)
まア
此寒
(
このさむ
)
いのに
可愛
(
かあい
)
い手で足を
撫
(
なで
)
てゝ
遣
(
や
)
るところは
何
(
ど
)
うだえ、……
可愛想
(
かあいさう
)
だなー、……
彼
(
あ
)
の
残余
(
あま
)
つた
料理
(
もの
)
があつたツけ……
賓客
(
きやく
)
の
残
(
のこ
)
した
料理
(
もの
)
が
皿
(
さら
)
の
内
(
なか
)
に取つてあるだらう、……アーそれさ
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
残余(あま)の例文をもっと
(1作品)
見る
のこ
(逆引き)
これは
恐入
(
おそれい
)
つたね、お
前
(
まへ
)
はお
茶人
(
ちやじん
)
だね、あゝこれ/\
彼
(
あ
)
の悪い
膳
(
ぜん
)
に、……
向
(
むか
)
う
付肴
(
づけ
)
が
残余
(
のこ
)
つて
居
(
ゐ
)
るのを
附
(
つ
)
けて、お
汁
(
しる
)
を
附
(
つ
)
けてチヨツと
会席風
(
くわいせきふう
)
にして……
乃公
(
わし
)
もね
茶道
(
ちや
)
が
嗜
(
す
)
きだからね
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
残余(のこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“残余”の意味
《名詞》
残 余(ざんよ)
残り。余り。
(出典:Wiktionary)
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
“残余”で始まる語句
残余肴
残余物
検索の候補
残余物
残余肴
余残
残肴余滴
“残余”のふりがなが多い著者
村井弦斎
佐々木邦
三遊亭円朝
林不忘
正岡容
石川啄木
泉鏡花
森鴎外
夢野久作
海野十三