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残余
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なごり
ふりがな文庫
“
残余
(
なごり
)” の例文
旧字:
殘餘
紙漉橋の袂に鉄砲垣を折り
回
(
めぐら
)
して、
生節
(
なまぶし
)
の冠木を見越しの
雑裁
(
うえごみ
)
の
林樾
(
こずえ
)
を深く(中略)春は塀外の桜、庭も
狭
(
せ
)
に散り込みて、打延る両岸の枝頭の色は大曲の
垠
(
はて
)
まで一目に
残余
(
なごり
)
無く
巣鴨菊
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
そこに
焚落
(
たきおと
)
した
篝火
(
かがりび
)
の
残余
(
なごり
)
である。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“残余”の意味
《名詞》
残 余(ざんよ)
残り。余り。
(出典:Wiktionary)
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
“残余”で始まる語句
残余肴
残余物