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垠
ふりがな文庫
“垠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はずれ
44.4%
はてし
22.2%
さかひ
11.1%
はず
11.1%
はて
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はずれ
(逆引き)
S——町の
垠
(
はずれ
)
を流れている川を
溯
(
さかのぼ
)
って、重なり合った
幾箇
(
いくつ
)
かの
山裾
(
やますそ
)
を
辿
(
たど
)
って行くと、
直
(
じき
)
にその温泉場の白壁や
屋
(
や
)
の
棟
(
むね
)
が目についた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
垠(はずれ)の例文をもっと
(4作品)
見る
はてし
(逆引き)
正にこれ、
垠
(
はてし
)
も知らぬ失恋の
沙漠
(
さばく
)
は、
濛々
(
もうもう
)
たる眼前に、
麗
(
うるはし
)
き一望のミレエジは清絶の光を放ちて、
甚
(
はなは
)
だ
饒
(
ゆたか
)
に、甚だ
明
(
あきら
)
かに浮びたりと謂はざらん
哉
(
や
)
。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
垠(はてし)の例文をもっと
(2作品)
見る
さかひ
(逆引き)
蒼々
(
あを/\
)
した山松や、白百合の花の咲乱れた丘や、畑地ばかりであつた。そして思つたより早く、いつか町の
垠
(
さかひ
)
へ出て来てゐるのに気がついた。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
垠(さかひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
はず
(逆引き)
旅館は新宿のカフエ街の
垠
(
はず
)
れの細かい小路にあったが、いつか一度泊まったこともあるので、すぐ円タクを手前まで乗りつけることができたが、車をおりて前まで歩いて行くと
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
垠(はず)の例文をもっと
(1作品)
見る
はて
(逆引き)
紙漉橋の袂に鉄砲垣を折り
回
(
めぐら
)
して、
生節
(
なまぶし
)
の冠木を見越しの
雑裁
(
うえごみ
)
の
林樾
(
こずえ
)
を深く(中略)春は塀外の桜、庭も
狭
(
せ
)
に散り込みて、打延る両岸の枝頭の色は大曲の
垠
(
はて
)
まで一目に
残余
(
なごり
)
無く
巣鴨菊
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
垠(はて)の例文をもっと
(1作品)
見る
垠
漢検1級
部首:⼟
9画
“垠”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳田秋声
正岡容