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濛々
ふりがな文庫
“濛々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もうもう
91.5%
もう/\
7.3%
そう/\
0.4%
まう/\
0.4%
もやもや
0.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうもう
(逆引き)
濛々
(
もうもう
)
とこめる戦雲と朝霧に明けて、夜もすがら戦い通した籠城の兵に、ふたたび
飢餓
(
きが
)
と、炎暑と、重い疲労が思い出された朝の
一瞬
(
ひととき
)
。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
濛々(もうもう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
もう/\
(逆引き)
其
(
それ
)
が
向
(
むか
)
う
岸
(
ぎし
)
へ
着
(
つ
)
いたと
思
(
おも
)
ふと、
四邊
(
あたり
)
また
濛々
(
もう/\
)
、
空
(
そら
)
の
色
(
いろ
)
が
少
(
すこ
)
し
赤味
(
あかみ
)
を
帶
(
お
)
びて、
殊
(
こと
)
に
黒
(
くろ
)
ずんだ
水面
(
すゐめん
)
に、五六
人
(
にん
)
の
氣勢
(
けはひ
)
がする、
囁
(
さゝや
)
くのが
聞
(
きこ
)
えた。
三尺角拾遺:(木精)
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
濛々(もう/\)の例文をもっと
(18作品)
見る
そう/\
(逆引き)
黄塵
(
くわうぢん
)
濛々
(
そう/\
)
々として、日光さへ
黄
(
き
)
ばむで見える
大都
(
たいと
)
の空に、是が二百
萬
(
まん
)
の人間を活動させる
原動
(
げんどう
)
力かと思はれる
煤煙
(
はいえん
)
が毒々しく
眞
(
ま
)
ツ黒に噴出し
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
濛々(そう/\)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
まう/\
(逆引き)
此の須原は花漬トロヽ汁の名物なり翌朝鰻のブツ/\切の馳走になり
一陶
(
いつたう
)
の勇氣をかりて車にて出づ細雨
濛々
(
まう/\
)
たれど景色を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
濛々(まう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
もやもや
(逆引き)
濛々
(
もやもや
)
した濃い水蒸気のなかに、淋しげな電燈のつきはじめるころに、今つけて行った体温表などを眺めていた浅井は、静子に別れを告げて、そっと室を出て行った。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
濛々(もやもや)の例文をもっと
(1作品)
見る
濛
漢検1級
部首:⽔
16画
々
3画
“濛々”で始まる語句
濛々漠々
濛々迷々
“濛々”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
木暮理太郎
海野十三
高浜虚子
夏目漱石
直木三十五
泉鏡花
泉鏡太郎
有島武郎