トップ
>
黄塵
ふりがな文庫
“黄塵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうじん
84.0%
きじん
4.0%
くわうぢん
4.0%
ほこり
4.0%
わうじん
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうじん
(逆引き)
「見よ、見よ。
凶雲
(
きょううん
)
没
(
ぼっ
)
して、
明星
(
みょうじょう
)
出づ。
白馬
(
はくば
)
翔
(
か
)
けて、
黄塵
(
こうじん
)
滅
(
めっ
)
す。——ここ数年を出でないうちじゃろう。青年よ、はや行け。おさらば」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黄塵(こうじん)の例文をもっと
(21作品)
見る
きじん
(逆引き)
息子の小次郎直家は、
沢潟
(
おもだか
)
を濃く摺りこんだ直垂に、
捃
(
ふし
)
なわ目の鎧を着こみ、
西楼
(
せいろう
)
という白葦毛に乗った。旗差しの侍は、
黄塵
(
きじん
)
の直垂、小桜を黄に染めた鎧、
黄河原毛
(
きかわらげ
)
の馬に乗った。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
黄塵(きじん)の例文をもっと
(1作品)
見る
くわうぢん
(逆引き)
黄塵
(
くわうぢん
)
濛々
(
そう/\
)
々として、日光さへ
黄
(
き
)
ばむで見える
大都
(
たいと
)
の空に、是が二百
萬
(
まん
)
の人間を活動させる
原動
(
げんどう
)
力かと思はれる
煤煙
(
はいえん
)
が毒々しく
眞
(
ま
)
ツ黒に噴出し
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
黄塵(くわうぢん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ほこり
(逆引き)
「それっ、
易行
(
いぎょう
)
念仏門の
先行者
(
せんぎょうしゃ
)
が行く手の道を
邪
(
さまた
)
げして、あえなく、
軌
(
わだち
)
にむだな
生命
(
いのち
)
を落すなっ」と、叱咤しながら、むらがる弥次馬の影を打ちつつ、万丈の
黄塵
(
ほこり
)
の中へ、むげに
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黄塵(ほこり)の例文をもっと
(1作品)
見る
わうじん
(逆引き)
舞
(
ま
)
ひ
疲
(
つか
)
れては
黄塵
(
わうじん
)
も
霜夜
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
黄塵(わうじん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“黄塵”の意味
《名詞》
黄色い砂塵。
俗塵。
(出典:Wiktionary)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈
“黄塵”のふりがなが多い著者
小出楢重
三島霜川
淡島寒月
吉川英治
谷譲次
梅崎春生
作者不詳
末吉安持
中島敦
高村光太郎