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凶雲
ふりがな文庫
“凶雲”の読み方と例文
読み方
割合
きょううん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょううん
(逆引き)
「見よ、見よ。
凶雲
(
きょううん
)
没
(
ぼっ
)
して、
明星
(
みょうじょう
)
出づ。
白馬
(
はくば
)
翔
(
か
)
けて、
黄塵
(
こうじん
)
滅
(
めっ
)
す。——ここ数年を出でないうちじゃろう。青年よ、はや行け。おさらば」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愛洲陰流
(
あいずかげりゅう
)
の
疋田浮月斎
(
ひきだふげつさい
)
が
雪辱
(
せつじょく
)
にでたが
敗
(
やぶ
)
れ、
香取流
(
かとりりゅう
)
のなにがしがまた敗れ、いよいよ
試合
(
しあい
)
がコジれだして、なにかただならぬ
凶雲
(
きょううん
)
を、この
結末
(
けつまつ
)
が
招
(
まね
)
きはしまいかとあんじられるほど
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あれを見ろ、
小文治
(
こぶんじ
)
。みだれた
凶雲
(
きょううん
)
と
殺気
(
さっき
)
にみなぎっている」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
凶雲(きょううん)の例文をもっと
(2作品)
見る
凶
常用漢字
中学
部首:⼐
4画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
“凶”で始まる語句
凶
凶事
凶兆
凶器
凶相
凶悪
凶報
凶作
凶変
凶暴