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凶変
ふりがな文庫
“凶変”の読み方と例文
旧字:
凶變
読み方
割合
きょうへん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうへん
(逆引き)
が、あの大地震のような
凶変
(
きょうへん
)
が起って、一切の社会的束縛が地上から姿を隠した時、どうしてそれと共に私の道徳感情も
亀裂
(
きれつ
)
を生じなかったと申せましょう。
疑惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「いや、何……」と一八郎は鳩の
行方
(
ゆくえ
)
を気にしながら「実は先生、万吉の身に
凶変
(
きょうへん
)
が起りましてな」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そう云えば、細川家には、この
凶変
(
きょうへん
)
の起る前兆が、
後
(
のち
)
になって考えれば、幾つもあった。——第一に、その年三月中旬、品川
伊佐羅子
(
いさらご
)
の
上屋敷
(
かみやしき
)
が、火事で焼けた。
忠義
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
凶変(きょうへん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“凶変”の意味
《名詞》
凶変(きょうへん)
災い。災難。凶事。縁起の悪(わる)い出来事。
(出典:Wiktionary)
凶
常用漢字
中学
部首:⼐
4画
変
常用漢字
小4
部首:⼡
9画
“凶”で始まる語句
凶
凶事
凶兆
凶相
凶器
凶報
凶作
凶悪
凶暴
凶歉
“凶変”のふりがなが多い著者
吉川英治
芥川竜之介