“凶器”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうき80.0%
きようき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お三根を殺傷さっしょうした凶器きょうきは、なんであるかわからないが、なかなかあじのいい刃物はものであるらしく、頸動脈はずばりと一気に切断されていた。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すぐ眼の前の新聞記事によれば、犯人は凶器きょうきを持っていたとあるではないか! うっかり声でも立てたなら、どんなことになるかも知れない。
香水紳士 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
下手人はどうして凶器きようきを持出したか、どうして傳六に近づいたか、それが一番興味のある疑問です。