トップ
>
『香水紳士』
ふりがな文庫
『
香水紳士
(
こうすいしんし
)
』
品川の駅で、すぐ前の席へ、その無遠慮なお客さんが乗り込んで来ると、クルミさんは、すっかり元気をなくしてしまった。 「今日は、日本晴れですから、国府津の叔母さんのお家からは、富士さんがとてもよく見られますよ」 お母さんからそう聞かされて、喜び …
著者
大阪圭吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「少女の友」實業之日本社、1940(昭和15)年5月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
旅客
(
りょきゃく
)
慶
(
よろこび
)
己
(
おのれ
)
面
(
めん
)
沈着
(
ちんちゃく
)
大船
(
おおふな
)
擬
(
ぎ
)
噛
(
かじ
)
座席
(
ざせき
)
描
(
えが
)
退
(
ひ
)
微風
(
びふう
)
戯
(
ざ
)
腰掛
(
こしか
)
悄
(
しょ
)
盗賊
(
とうぞく
)
腑
(
ふ
)
素早
(
すばや
)
網棚
(
あみだな
)
紳士
(
しんし
)
疑惑
(
ぎわく
)
箱根
(
はこね
)
窓枠
(
まどわく
)
硬張
(
こわば
)
睡
(
ねむ
)
眼深
(
まぶか
)
真紅
(
まっか
)
相客
(
あいきゃく
)
湘南
(
しょうなん
)
観察
(
かんさつ
)
鼾
(
いびき
)
鼠色
(
ねずみいろ
)
顫
(
ふる
)
鞭打
(
むちう
)
隠
(
かく
)
鎌倉
(
かまくら
)
逆流
(
ぎゃくりゅう
)
車掌
(
しゃしょう
)
身内
(
みうち
)
膝
(
ひざ
)
視線
(
しせん
)
見詰
(
みつ
)
覆面
(
ふくめん
)
行金
(
こうきん
)
血潮
(
ちしお
)
蓋
(
ふた
)
芳香
(
ほうこう
)
臆病
(
おくびょう
)
口惜
(
くや
)
居睡
(
いねむ
)
富士
(
ふじ
)
大森
(
おおもり
)
固唾
(
かたず
)
囁
(
ささや
)
噛
(
か
)
品川
(
しながわ
)
咽喉
(
のど
)
強奪
(
ごうだつ
)
包
(
つつ
)
凶器
(
きょうき
)
信子
(
のぶこ
)
伊豆
(
いず
)
伊東
(
いとう
)
今暁
(
こんぎょう
)
人混
(
ひとご
)
予定
(
よてい
)
極端
(
きょくたん
)
特徴
(
とくちょう
)
片隅
(
かたすみ
)
爽
(
さわ
)
溜息
(
ためいき
)
満足
(
まんぞく
)
丁度
(
ちょうど
)
混
(
まじ
)
横浜
(
よこはま
)
異様
(
いよう
)
根元
(
ねもと
)
放
(
はな
)
捲
(
ま
)
憑
(
つ
)
恪好
(
かっこう
)
怪我
(
けが
)
従姉
(
いとこ
)