“沈着”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おちつ72.1%
おちつき16.2%
おちつい4.4%
ちんちゃく4.4%
ちんちやく2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“沈着”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸19.4%
文学 > 日本文学 > 日本文学3.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「こう薬の手伝いでもして、子のことを考えて行くような、沈着おちついた心には成れないものですかねえ。その方が可いがナア」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
と、いつも沈着おちついてる男が、跡から跡からと籠上こみあげる嬉しさを包み切れないように満面を莞爾々々にこにこさして
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
然し、そう云った年配婦人の、淋し気な沈着おちつきと云うものは、また光子ぐらいの年頃にとると、こよなく力強いものに相違なかった。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「ウワーッ、いよいよ昼行灯だ! 一の矢二の矢を仕損じながら、沈着おちつきようはマアどうだ」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
有るき事とも思われず吃驚びっくりしたが、この人若いに似合にあわ沈着おちついたちゆえ気をしずめて
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
で、どのように沈着おちついた人でも、この紋也の姿を眼に入れたならば、動揺しないではいられないであろう。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼は次第次第に沈着ちんちゃくさを取返してくるのを自覚した。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
沈着ちんちゃくなる宿直員の観察かんさつ
香水紳士 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
この大奮鬪だいふんとう最中さいちう沈着ちんちやくなる海軍士官かいぐんしくわんしづかにすゝつて
廊下ろうかはしひと足音あしおともたゞならずはやい、濱島はまじまむかしから沈着ちんちやくひと