“妙味”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みょうみ80.0%
みようみ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本当に沈着ちんちゃくな花です。思い切って、一度にぱっと開くことの出来ない花です。梅の花の妙味みょうみはそこにあるのだと思います。
季節の植物帳 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
ここに実に奥深い自然の妙味みょうみがあるので、それですから我々はまずそのような自然のはたらきがどう起るかを研究し、それを知らなければなりません。
ロバート・ボイル (新字新仮名) / 石原純(著)
これをむものもそのこゝろしてよまざるからず、涙香ルイコウ探偵小説たんていせうせつごとぞくよろこばすものにてなき由を承知しようちして一どくせばみづか妙味みようみ發見はつけんすべきなり、余はこのしよ讀者どくしや推薦すいせんするをはばからず
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)