“妙高”の読み方と例文
読み方割合
みょうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山口中将は、空中戦にかまわず、『愛宕』『高雄』『妙高みょうこう』『那智』の四大巡洋艦をひきいて、ぐんぐん敵陣におしよせて行く。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
あの金剛こんごう妙高みょうこうのように、機雷をグワーンと喰わなきゃならんで、今のところ低気圧の散るのを待たねば、艦隊は損傷が多くなるばかりじゃ。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
心づよくもひとりこの島にすみながら妙高みょうこう、黒姫、飯綱の山やまをつつむ恐しい雲のかなたに秋の日のうすれて落ちてゆくのをみればさすがにわりない里恋しさをおぼえる。
島守 (新字新仮名) / 中勘助(著)