トップ
>
『島守』
ふりがな文庫
『
島守
(
しまもり
)
』
これは芙蓉の花の形をしてるという湖のそのひとつの花びらのなかにある住む人もない小島である。この山国の湖には夏がすぎてからはほとんど日として嵐の吹かぬことがない。そうしてすこしの遮るものもない島はそのうえに鬱蒼と生い繁った大木、それらの根に培 …
著者
中勘助
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「犬 附島守」岩波書店、1924(大正13)年5月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約37分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
徐
(
ゆるや
)
和
(
なごや
)
稚
(
いとけな
)
冷
(
ひやや
)
馨
(
かぐわ
)
行
(
ぎょう
)
鴛鴦
(
おし
)
騒
(
さわが
)
滑
(
なめらか
)
憧憬
(
しょうけい
)
賑
(
にぎやか
)
柔
(
やわらか
)
健
(
すこやか
)
鹹
(
しおから
)
畏
(
かしこま
)
己
(
おのれ
)
腮
(
えら
)
蠧
(
きくいむし
)
侘
(
わ
)
僅
(
わずか
)
笠鉾
(
かさぼこ
)
凄
(
すさま
)
凡
(
すべ
)
古
(
いにしえ
)
簇葉
(
そうよう
)
簑笠
(
みのがさ
)
飯綱
(
いいづな
)
妙
(
たえ
)
孑孑
(
ぼうふり
)
度
(
たび
)
釣
(
つり
)
懇
(
ねんごろ
)
遥
(
はるか
)
暫
(
しば
)
毬
(
いが
)
覘
(
のぞ
)
柴舟
(
しばぶね
)
裾曳
(
すそび
)
蘚苔
(
せんたい
)
踵
(
かかと
)
神
(
かみ
)
神輿
(
みこし
)
秣山
(
まぐさやま
)
笊
(
ざる
)
筌
(
うえ
)
箒
(
ほうき
)
箕
(
み
)
籠
(
こも
)
粕
(
かす
)
粗朶
(
そだ
)
粟
(
あわ
)
紅葉
(
もみじ
)
絽
(
ろ
)
緋
(
ひ
)
羊歯
(
しだ
)
羽箒
(
はぼうき
)
羽衣
(
はごろも
)
翅
(
はね
)
翠
(
みどり
)
胡瓜
(
きゅうり
)
脊
(
せ
)
脣
(
くちびる
)
艪
(
ろ
)
芙蓉
(
ふよう
)
芝蝦
(
しばえび
)
茄子
(
なす
)
茱萸
(
ぐみ
)
茸
(
きのこ
)
菅笠
(
すげがさ
)
萩
(
はぎ
)
葛蘿
(
かずら
)
葱
(
ねぎ
)
蓮華
(
れんげ
)
蕎麦
(
そば
)
蜆
(
しじみ
)
蜥蜴
(
とかげ
)
鎧
(
よろい
)
鼠
(
ねずみ
)
黴
(
かび
)
黒姫
(
くろひめ
)
黍
(
きび
)
麹
(
こうじ
)
鸚哥
(
いんこ
)
鷺
(
さぎ
)
鶺鴒
(
せきれい
)
鶸
(
ひわ
)
鴨
(
かも
)
鱒
(
ます
)
鰹節
(
かつおぶし
)
鰭
(
ひれ
)
魚狗
(
かわせみ
)
魑魅
(
ちみ
)
鬱蒼
(
うっそう
)
香煎
(
こうせん
)
静
(
しずか
)
雫
(
しずく
)
雑魚
(
ざこ
)
雉笛
(
きじぶえ
)
鑿
(
のみ
)
逍
(
さまよ
)