“茱萸”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぐみ91.7%
しゅゆ4.2%
グミ2.1%
シュユ2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“茱萸”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 詩歌1.0%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「真弓殿の唇は、よく熟れた茱萸ぐみのようで、唇の紅さが、そのまま小菊の上へ写りそうでならない。一寸ちょっと拝見——」
百唇の譜 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
いま花の眼についたは、罌粟けし、菖蒲、孔雀草、百日草、鳳仙花、其他、梅から柿梨茱萸ぐみのたぐひまで植ゑ込んである。
梅雨紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
「これは道のべの木槿むくげは馬に喰われけりの木槿です。」とか、「これは遍く茱萸しゅゆを挿んでの茱萸です。」とか。
西隣塾記 (新字新仮名) / 小山清(著)
王維が九日山東の兄弟をおもうの詩「独リテ異郷異客。毎佳節ますますしん。遥カニ兄弟けいていキニ処。遍シテ茱萸しゅゆカン一人いちにん」の如きも、単に家郷の兄弟を懐うだけでなく
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
冬にシベリヤの風を防ぐために、砂丘の腹は茱萸グミ藪だった。
日本の学者は昔から茱萸シュユを Elaeagnus ママのグミだと誤認しているが、その誤認を覚らず今日でもなおグミを茱萸だと書いているのを見るのは滑稽だ。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)