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茱萸
ふりがな文庫
“茱萸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぐみ
92.6%
しゅゆ
3.7%
グミ
1.9%
シュユ
1.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐみ
(逆引き)
庭の
茱萸
(
ぐみ
)
も、つくばいもその頃のなじみである。また清一郎、小三郎などという異腹の兄たちがいたことも記憶のどこかに残っている。
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
茱萸(ぐみ)の例文をもっと
(50作品)
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しゅゆ
(逆引き)
「これは道のべの
木槿
(
むくげ
)
は馬に喰われけりの木槿です。」とか、「これは遍く
茱萸
(
しゅゆ
)
を挿んでの茱萸です。」とか。鳴尾君は
王維
(
おうい
)
の望郷の詩をよく吟じていたものだ。私は月見草さえ知らなかった。
西隣塾記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
茱萸(しゅゆ)の例文をもっと
(2作品)
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グミ
(逆引き)
冬にシベリヤの風を防ぐために、砂丘の腹は
茱萸
(
グミ
)
藪だった。日盛りに、
螽蟖
(
きりぎりす
)
が酔いどれていた。頂上から町の方へは、蝉の鳴き泌む松林が頭をゆすぶって流れた。私は茱萸藪の中に佇んでいた。
ふるさとに寄する讃歌:夢の総量は空気であった
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
茱萸(グミ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
シュユ
(逆引き)
日本の学者は昔から
茱萸
(
シュユ
)
を Elaeagnus
属
(
ママ
)
のグミだと誤認しているが、その誤認を覚らず今日でもなおグミを茱萸だと書いているのを見るのは滑稽だ。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
茱萸(シュユ)の例文をもっと
(1作品)
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茱
漢検1級
部首:⾋
9画
萸
漢検1級
部首:⾋
12画
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