“木槿”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
むくげ59.4%
もくげ37.5%
ぼけ3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“木槿”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 詩歌1.0%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
一町ほど淋しいはうへゆくと木槿むくげの生垣をめぐらしたあき地に五六羽の鶏を飼つて駄菓子を売つてる爺さん婆さんがあつた。
銀の匙 (新字旧仮名) / 中勘助(著)
やがて足駄あしだ歯入はいれ鋏磨はさみとぎ、紅梅の井戸端に砥石といしを据ゑ、木槿むくげの垣根に天秤てんびんを下ろす。
草あやめ (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
りて見れば、しろ木槿もくげの花咲きみだれたる奥に、白堊しろつち塗りたる瓦葺かわらぶきの高どのあり。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「まあ、奇麗な! 木槿もくげさかりですこと。白ばかりも淡白さつぱりしていぢやありませんか」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
それは、とても大変だったんだよ。……もう、何年になるか、よく覚えていないけど、君が叔父さんというひとと、この辺へ遠足に来て、とつぜん、えらい熱を出して、わけがわからなくなってしまったんだ。……なにげなく、アトリエの窓から見おろすと、君の叔父さんが、あそこの木槿ぼけのあたりで、君をかかかえてうろうろしている。