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むくげ
ふりがな文庫
“むくげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
木槿
63.6%
槿
15.2%
尨毛
12.1%
毳
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木槿
(逆引き)
やがて
足駄
(
あしだ
)
の
歯入
(
はいれ
)
、
鋏磨
(
はさみとぎ
)
、紅梅の井戸端に
砥石
(
といし
)
を据ゑ、
木槿
(
むくげ
)
の垣根に
天秤
(
てんびん
)
を下ろす。目黒の
筍売
(
たけのこうり
)
、雨の日に
蓑
(
みの
)
着て若柳の台所を覗くも
床
(
ゆか
)
しや。
草あやめ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
むくげ(木槿)の例文をもっと
(21作品)
見る
槿
(逆引き)
それもなまじ西洋文学なぞうかがひて新しきを売物にせしものこそ哀れは露のひぬ
間
(
ま
)
の朝顔、路ばたの
槿
(
むくげ
)
の花にもまさりたれ。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
むくげ(槿)の例文をもっと
(5作品)
見る
尨毛
(逆引き)
お増の家のすぐ近くの通りをうろついている犬に、細君はふと心を
惹
(
ひ
)
かれた。その犬の狐色の
尨毛
(
むくげ
)
や、
鼻頭
(
はながしら
)
の
斑点
(
ぶち
)
などが、細君の目にも見覚えがあった。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
むくげ(尨毛)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
毳
(逆引き)
千登世は朝髮を
梳
(
す
)
く時ぬけ毛を束にして涙含み乍ら圭一郎に見せた。事實、彼女の髮は痛々しい程減つて、添へ毛して七三に撫でつけて
毳
(
むくげ
)
を引き
毮
(
む
)
しられた小鳥の肌のやうな隙間が見えた。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
むくげ(毳)の例文をもっと
(3作品)
見る
“むくげ”の意味
《名詞1》
(context、plant)アオイ目フヨウ属に属する落葉樹の一種。学名:Hibiscus syriacus。別名、はちす、木槿花。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
はちす
ぼけ
もくげ
もくで
モクデ
けば
そり
にこげ
カモ