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ぐみ
ふりがな文庫
“ぐみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
グミ
語句
割合
茱萸
76.8%
組
10.7%
胡頽子
8.9%
菜萸
1.8%
萸黄
1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐみ
☞
茱萸
(逆引き)
「真弓殿の唇は、よく熟れた
茱萸
(
ぐみ
)
のようで、唇の紅さが、そのまま小菊の上へ写りそうでならない。
一寸
(
ちょっと
)
拝見——」
百唇の譜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
いま花の眼についたは、
罌粟
(
けし
)
、菖蒲、孔雀草、百日草、鳳仙花、其他、梅から柿梨
茱萸
(
ぐみ
)
のたぐひまで植ゑ込んである。
梅雨紀行
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
ぐみ(茱萸)の例文をもっと
(43作品)
見る
ぐみ
☞
組
(逆引き)
というと、とんぼ
組
(
ぐみ
)
の中でも一番チビなお小姓余一、にわとりの死んだのを、竹のさきにかけて、万千代の手へ
渡
(
わた
)
した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そんな事がわかるものか、俺は小泥棒を擧げに行つたんぢやねえ。十二
支
(
し
)
組
(
ぐみ
)
の
殘黨
(
ざんたう
)
が、何人來るか見に行つたんだ」
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ぐみ(組)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぐみ
☞
胡頽子
(逆引き)
胡頽子
(
ぐみ
)
の灌木が行手を遮り、それを彼が
迂廻
(
まわ
)
った時、巣籠っていた山鳩が、光に驚いて眼を覚ました。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
頼母のいる位置から、十数間離れた、
胡頽子
(
ぐみ
)
と野茨との
叢
(
くさむら
)
の横に、戸板が置いてあり、そこから、お浦が、獣のように這いながら、頼母の方へ、近づきつつあった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ぐみ(胡頽子)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぐみ
☞
菜萸
(逆引き)
船から見て、おおよその見当はつけていたが、草木のともしいことはおどろくばかり、木と名のつくものは、
国方
(
くにがた
)
で、
菜萸
(
ぐみ
)
といっているものの一尺ほどの細木、草はといえば、
茅
(
かや
)
、
葭
(
よし
)
、
山菅
(
やますげ
)
が少々、渚に近いところに
鋸芝
(
のこぎりしば
)
がひとつまみほど生えているだけであった。
藤九郎の島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ぐみ(菜萸)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぐみ
☞
萸黄
(逆引き)
わたくしはこの恩をしも唖で済ますのは忍びなくて、地蔵堂のまわりの野地を探し、寂しいけれども冬でも白い漏斗形の花をつけている
苗代
(
なわしろ
)
萸黄
(
ぐみ
)
の枝をひと束ほどに折り集め、材木店の勝手口にそっと置いて来ました。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ぐみ(萸黄)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ぐみ”の意味
《名詞》
ぐみ【茱萸、胡頽子】
グミ科グミ属に属する植物の総称またはその果実。
(出典:Wiktionary)
いま見られている語句(漢字)
姑女
扛重機
作之
面悪
心煩
畳山
病型
日限
御菜
下名
末頃
水杵
兵粮米
懶惰
暦日
目途
指図
大幣
首領
従五位下
粒栗
閃
古雛
黄玉石
賄料
袴下
人声
一汎
頁数
茶箕
剣塀
足数
従兄
紫香楽
東詰
本月
いま見られている語句(よみ)
こがね
ねじ
すゐしよ
わたくしたち
さえずり
かたやま
いつく
いきなり
マンホール
しゃもじ
わたぬき
トウタル
そばた
さわら
ハイド
てんしよ
さすが
すなわち
いてつち
ときめき
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