“艪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
96.6%
とも1.7%
オール1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舟は大概右岸の浅草に沿うてそのを操っているであろう。これは浅草あさくさの岸一帯が浅瀬になっていて上汐の流が幾分かゆるやかであるからだ。
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ともぎ、大御船おほみふね御船出みふなで今ぞ。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
これは困ったと思う間に流の力が強いものだから乃公はオールを取られてしまった。同時に船はどんどん流され始めた。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)