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艪柄
ふりがな文庫
“艪柄”の読み方と例文
読み方
割合
ろづか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろづか
(逆引き)
一人はヤッシと
艪柄
(
ろづか
)
を取って、丸裸の小腰を据え、
圧
(
お
)
すほどに
突伏
(
つッぷ
)
すよう、引くほどに
仰反
(
のけぞ
)
るよう、ただそこばかり海が動いて、
舳
(
へさき
)
を揺り上げ、揺り下すを面白そうに。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
纜
(
ともづな
)
を解き放した女は艫に立って
艪柄
(
ろづか
)
を握った。
参宮がえり
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
腰を
捻
(
ひね
)
って、
艪柄
(
ろづか
)
を取って、一ツおすと、岸を放れ
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
艪柄(ろづか)の例文をもっと
(3作品)
見る
艪
漢検1級
部首:⾈
21画
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“艪”で始まる語句
艪
艪臍
艪櫂
艪拍子
艪声
艪数
艪杭
艪楫
艪音
艪声檣影
“艪柄”のふりがなが多い著者
泉鏡花
田中貢太郎