“突伏”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つっぷ57.1%
つッぷ18.4%
つゝぷ10.2%
つツぷ8.2%
つきふ2.0%
つつぷ2.0%
つゝふ2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“突伏”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
横臥したいと思ったが寝る所がないから机の上に突伏つっぷして右に左に頭をもたせてみたが胸苦しさは増すばかりで全身は汗ばんで来た。
病中記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その時に私は、毛布の上に突伏つっぷしながら、あなた様と私との運命が、みじめに打ちくだかれて行く姿をハッキリとまぼろしに見ました。
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
はっと火のような呼吸いきを吐く、トタンに真俯向まうつむけに突伏つッぷす時、長々と舌を吐いて、犬のように畳をめた。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
女房は真うつむけに突伏つッぷした、と思うと、ついと立って、茶の間へげた。着崩れがしたと見え、つまよじれて足くびが白く出た。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そして仕揚しあげに今一息といふ際どい時になつて、刷毛はけを手に持つたまゝ、画の前に突伏つゝぷして倒れてゐた。
みちすがらあしこほり、火鉢ひばちうへ突伏つゝぷしても、ぶるひやまぬさむさであつたが、
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しきりもない小屋内こやうちが、らぬだに、おびえるところ一齊いちどき突伏つツぷさわぎ。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
入口いりくち突伏つツぷして下男げなん取次とりつぎを、きやく頭越あたまごしに、はな仰向あふむけて、フンとき、
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……そのは、ぎよつとして、突伏つきふすばかりに火尖ひさきめるがごと吹消ふきけした。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
目がしきりなく曇るし、手先が慄へるし、仲々草鞋が穿けなかつたですが、やう/\紐をどうやら結んで、丸飯の新聞包を取り上げ乍ら見ると、噫、天野君は死んだ樣に突伏つつぷしてます。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「わつ、」といて、雪枝ゆきえ横様よこざますがりついた、むね突伏つゝふせて、たゞおのゝく……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さわぐまい、時々とき/″\ある……深山幽谷しんざんいうこくへんじや。わかひとたれかほ姿すがたも、かはるかんねえだ! おどろくとくるふぞ、ふさいでせぐゝまれ、しやがめ、突伏つゝふせ、ふさげい。」
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)