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突伏
ふりがな文庫
“突伏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つっぷ
57.9%
つッぷ
17.5%
つゝぷ
10.5%
つツぷ
7.0%
つつぷ
3.5%
つゝふ
1.8%
つきふ
1.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つっぷ
(逆引き)
横臥したいと思ったが寝る所がないから机の上に
突伏
(
つっぷ
)
して右に左に頭をもたせてみたが胸苦しさは増すばかりで全身は汗ばんで来た。
病中記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
突伏(つっぷ)の例文をもっと
(33作品)
見る
つッぷ
(逆引き)
女房は真うつむけに
突伏
(
つッぷ
)
した、と思うと、ついと立って、茶の間へ
遁
(
に
)
げた。着崩れがしたと見え、
褄
(
つま
)
が
捻
(
よじ
)
れて足くびが白く出た。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
突伏(つッぷ)の例文をもっと
(10作品)
見る
つゝぷ
(逆引き)
と
我鳴
(
がな
)
らしつけが、お
妾
(
めかけ
)
は
慌
(
あは
)
てもせず、
珠
(
たま
)
の
簪
(
かんざし
)
を
抜
(
ぬ
)
くと、
舷
(
ふなばた
)
から
水中
(
すゐちう
)
へ
投込
(
なげこ
)
んで、
颯
(
さつ
)
と
髪
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
を
捌
(
さば
)
いたと
思
(
おも
)
へ。……
胴
(
どう
)
の
間
(
ま
)
へ
突伏
(
つゝぷ
)
して
動
(
うご
)
かぬだ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
突伏(つゝぷ)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
つツぷ
(逆引き)
北八
(
きたはち
)
は、にやり/\、
中流
(
ちうりう
)
に
至
(
いた
)
る
頃
(
ころほ
)
ひ
一錢蒸汽
(
いつせんじようき
)
の
餘波
(
よは
)
來
(
きた
)
る、ぴツたり
突伏
(
つツぷ
)
して
了
(
しま
)
ふ。
危
(
あぶね
)
えといふは
船頭
(
せんどう
)
の
聲
(
こゑ
)
、ヒヤアと
肝
(
きも
)
を
冷
(
ひや
)
す。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
突伏(つツぷ)の例文をもっと
(4作品)
見る
つつぷ
(逆引き)
目がしきりなく曇るし、手先が慄へるし、仲々草鞋が
穿
(
は
)
けなかつたですが、やう/\紐をどうやら結んで、丸飯の新聞包を取り上げ乍ら見ると、噫、天野君は死んだ樣に
突伏
(
つつぷ
)
してます。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
突伏(つつぷ)の例文をもっと
(2作品)
見る
つゝふ
(逆引き)
騒
(
さわ
)
ぐまい、
時々
(
とき/″\
)
ある……
深山幽谷
(
しんざんいうこく
)
の
変
(
へん
)
じや。
少
(
わか
)
い
人
(
ひと
)
、
誰
(
たれ
)
の
顔
(
かほ
)
も
何
(
ど
)
の
姿
(
すがた
)
も、
何
(
ど
)
う
変
(
かは
)
るか
知
(
し
)
んねえだ!
驚
(
おどろ
)
くと
気
(
き
)
が
狂
(
くる
)
ふぞ、
目
(
め
)
を
塞
(
ふさ
)
いで
踞
(
せぐゝま
)
れ、
蹲
(
しやが
)
め、
突伏
(
つゝふ
)
せ、
目
(
め
)
を
塞
(
ふさ
)
げい。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
突伏(つゝふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つきふ
(逆引き)
と
思
(
おも
)
ふと、
立
(
た
)
つ
泡
(
あは
)
が、
雪
(
ゆき
)
を
震
(
ふる
)
はす
白
(
しろ
)
い
膚
(
はだ
)
の
爛
(
たゞ
)
れるやうで。……
園
(
その
)
は、ぎよつとして、
突伏
(
つきふ
)
すばかりに
火尖
(
ひさき
)
を
嘗
(
な
)
めるが
如
(
ごと
)
く
吹消
(
ふきけ
)
した。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
突伏(つきふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“突”で始まる語句
突
突然
突立
突込
突飛
突出
突如
突兀
突張
突嗟
“突伏”のふりがなが多い著者
泉鏡花
中里介山
泉鏡太郎
徳冨蘆花
国木田独歩
水上滝太郎
島崎藤村
夢野久作
三遊亭円朝
徳田秋声