『続銀鼎(ぞくぎんかなえ)』
不思議なる光景である。 白河はやがて、鳴きしきる蛙の声、——其の蛙の声もさあと響く——とゝもに、さあと鳴る、流の音に分るゝ如く、汽車は恰も雨の大川をあとにして、又一息、暗い陸奥へ沈む。……真夜中に、色沢のわるい、頬の痩せた詩人が一人、目ばか …
作品に特徴的な語句
食(くひ) 寂寞(ひつそ) 其(そに) 直(ひた) 香(かほり) 其方(むかふ) 小(を) 小(ちつ) 衝(つゝ) 生(しやう) 好(いゝ) 微笑(ほゝえ) 称(となへ) 来(い) 香(かをり) 嫋(たをやか) 修(しゆ) 疾(とつ) 断(ことは) 彼方(むかふ) 方(ぱう) 寂(さびし) 訪(おとづ) 美(うつくし) 思(お) 下(さ) 大(おほき) 細(ほつそ) 端(たん) 直(なほ) 香(かう) 幾(い) 静寂(しづか) 極(きまり) 笑(わらひ) 水底(すゐてい) 柔(やはらか) 納(をさま) 乗掛(のつか) 了(ちま) 彼方(むかう) 匂(にほい) 静寂(せいじやく) 慌(あはたゞ) 突伏(つきふ) 附着(くつゝ) 畳(でふ) 上(うへ) 思(おもふ) 薄紅(ときいろ) 矢張(やつぱ) 乾(かは) 墓参(はかまゐり) 顔(がほ) 瞑(ねぶ) 伏(ふさ) 温(あたゝ) 耳朶(みゝたぼ) 出入(ではいり) 日前(にちぜん) 凝(じつ) 明(あきらか) 前(まへ) 寝(よ) 優(やさし) 溝川(みぞがは) 紫(むさらき) 類(るゐ) 狂(ぐる) 温雅(をんが) 葛(くづ) 而(さう) 可惜(あつたら) 丁(ちやん) 軟(やはらか) 包(つゝみ) 上(あ) 恥(はぢ) 清(すゞ) 定(さだま) 魔術(まじゆつ) 室(むろ) 飲(あが) 居坐(ゐずまひ) 嬢(ぢやう) 両(りやう) 画家(ぐわか) 押通(おつとほ) 大(おほ) 帰(かへ) 呪詛(のろひ) 密(そつ) 玉(ぎよく) 方(はう) 切(きれ) 鼠色(ねづみいろ) 謹(つゝしん) 巌(いはほ) 楽(たのしみ) 車夫(わかいしゆ)