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『続銀鼎』
ふりがな文庫
『
続銀鼎
(
ぞくぎんかなえ
)
』
不思議なる光景である。 白河はやがて、鳴きしきる蛙の声、——其の蛙の声もさあと響く——とゝもに、さあと鳴る、流の音に分るゝ如く、汽車は恰も雨の大川をあとにして、又一息、暗い陸奥へ沈む。……真夜中に、色沢のわるい、頬の痩せた詩人が一人、目ばか …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「国本 第一巻第八号」国本社、1921(大正10)年8月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約40分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
食
(
くひ
)
寂寞
(
ひつそ
)
其
(
そに
)
直
(
ひた
)
香
(
かほり
)
其方
(
むかふ
)
小
(
を
)
小
(
ちつ
)
衝
(
つゝ
)
生
(
しやう
)
好
(
いゝ
)
微笑
(
ほゝえ
)
称
(
となへ
)
来
(
い
)
香
(
かをり
)
嫋
(
たをやか
)
修
(
しゆ
)
疾
(
とつ
)
断
(
ことは
)
彼方
(
むかふ
)
方
(
ぱう
)
寂
(
さびし
)
訪
(
おとづ
)
美
(
うつくし
)
思
(
お
)
下
(
さ
)
大
(
おほき
)
細
(
ほつそ
)
端
(
たん
)
直
(
なほ
)
香
(
かう
)
幾
(
い
)
静寂
(
しづか
)
極
(
きまり
)
笑
(
わらひ
)
水底
(
すゐてい
)
柔
(
やはらか
)
納
(
をさま
)
乗掛
(
のつか
)
了
(
ちま
)
彼方
(
むかう
)
匂
(
にほい
)
静寂
(
せいじやく
)
慌
(
あはたゞ
)
突伏
(
つきふ
)
附着
(
くつゝ
)
畳
(
でふ
)
上
(
うへ
)
思
(
おもふ
)
薄紅
(
ときいろ
)
矢張
(
やつぱ
)
乾
(
かは
)
墓参
(
はかまゐり
)
顔
(
がほ
)
瞑
(
ねぶ
)
伏
(
ふさ
)
温
(
あたゝ
)
耳朶
(
みゝたぼ
)
出入
(
ではいり
)
日前
(
にちぜん
)
凝
(
じつ
)
明
(
あきらか
)
前
(
まへ
)
寝
(
よ
)
優
(
やさし
)
溝川
(
みぞがは
)
紫
(
むさらき
)
類
(
るゐ
)
狂
(
ぐる
)
温雅
(
をんが
)
葛
(
くづ
)
而
(
さう
)
可惜
(
あつたら
)
丁
(
ちやん
)
軟
(
やはらか
)
包
(
つゝみ
)
上
(
あ
)
恥
(
はぢ
)
清
(
すゞ
)
定
(
さだま
)
魔術
(
まじゆつ
)
室
(
むろ
)
飲
(
あが
)
居坐
(
ゐずまひ
)
嬢
(
ぢやう
)
両
(
りやう
)
画家
(
ぐわか
)
押通
(
おつとほ
)
大
(
おほ
)
帰
(
かへ
)
呪詛
(
のろひ
)
密
(
そつ
)
玉
(
ぎよく
)
方
(
はう
)
切
(
きれ
)
鼠色
(
ねづみいろ
)
謹
(
つゝしん
)
巌
(
いはほ
)
楽
(
たのしみ
)
車夫
(
わかいしゆ
)