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つつぷ
ふりがな文庫
“つつぷ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
突伏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突伏
(逆引き)
目がしきりなく曇るし、手先が慄へるし、仲々草鞋が
穿
(
は
)
けなかつたですが、やう/\紐をどうやら結んで、丸飯の新聞包を取り上げ乍ら見ると、噫、天野君は死んだ樣に
突伏
(
つつぷ
)
してます。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「えゝ
餘
(
よ
)
つ
程
(
ぽど
)
樂
(
らく
)
になつたわ」と
御米
(
およね
)
は
何時
(
いつ
)
もの
通
(
とほ
)
り
微笑
(
びせう
)
を
洩
(
も
)
らした。
御米
(
およね
)
は
大抵
(
たいてい
)
苦
(
くる
)
しい
場合
(
ばあひ
)
でも、
宗助
(
そうすけ
)
に
微笑
(
びせう
)
を
見
(
み
)
せる
事
(
こと
)
を
忘
(
わす
)
れなかつた。
茶
(
ちや
)
の
間
(
ま
)
では、
清
(
きよ
)
が
突伏
(
つつぷ
)
したまゝ
鼾
(
いびき
)
をかいてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
流
(
なが
)
し
元
(
もと
)
の
小桶
(
こをけ
)
の
中
(
なか
)
に
茶碗
(
ちやわん
)
と
塗椀
(
ぬりわん
)
が
洗
(
あら
)
はない
儘
(
まゝ
)
浸
(
つ
)
けてあつた。
下女部屋
(
げぢよべや
)
を
覗
(
のぞ
)
くと、
清
(
きよ
)
が
自分
(
じぶん
)
の
前
(
まへ
)
に
小
(
ちひ
)
さな
膳
(
ぜん
)
を
控
(
ひか
)
えたなり、
御櫃
(
おはち
)
に
倚
(
よ
)
りかゝつて
突伏
(
つつぷ
)
してゐた。
宗助
(
そうすけ
)
は
又
(
また
)
六
疊
(
でふ
)
の
戸
(
と
)
を
引
(
ひ
)
いて
首
(
くび
)
を
差
(
さ
)
し
込
(
こ
)
んだ。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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