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小桶
ふりがな文庫
“小桶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こおけ
82.8%
こをけ
17.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こおけ
(逆引き)
小桶
(
こおけ
)
に
玉網
(
たも
)
を持ち添えてちょこちょこと店へやって来て、金魚屋の番頭にやたらにお辞儀をしてお
追従
(
ついしょう
)
笑いなどしている。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
かれらの中には鉄造、与吉などという乱暴者がいて、繁次をからかいながら、おひさの
小桶
(
こおけ
)
を取りあげて、中の蟹を川の中へ
抛
(
ほう
)
り投げてしまった。
落葉の隣り
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
小桶(こおけ)の例文をもっと
(24作品)
見る
こをけ
(逆引き)
ぐら/\沸いてゐる
薬罐
(
やくわん
)
の湯を
小桶
(
こをけ
)
に分けて職工達の食事をする場所々々に持つて行つたりするだけのことであつた。
ある職工の手記
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
積る
朽葉
(
くちば
)
につもる雪、かきのけ/\さがせども、(中略)ああ天我をほろぼすかと
泪
(
なみだ
)
と雪に
袖
(
そで
)
をぬらし、
是非
(
ぜひ
)
なく/\も帰る道筋、
縄
(
なは
)
からげの
小桶
(
こをけ
)
壱
(
ひと
)
つ、何ならんと取上げ見れば
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
小桶(こをけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
検索の候補
小手桶
“小桶”のふりがなが多い著者
宮地嘉六
ヴィクトル・ユゴー
夏目漱石
吉川英治
中里介山
島崎藤村
森鴎外
正岡子規
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原民喜