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御櫃
ふりがな文庫
“御櫃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おはち
60.0%
おひつ
30.0%
みひつ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おはち
(逆引き)
だから突然この
小舅
(
こじゅうと
)
と自分の間に
御櫃
(
おはち
)
を置いて、互に顔を見合せながら、口を動かすのが、御米に取っては一種
異
(
い
)
な経験であった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御櫃(おはち)の例文をもっと
(6作品)
見る
おひつ
(逆引き)
故のペンが無言の
業
(
ぎょう
)
をさせられた口惜しまぎれに折を見て元利共取返そうという勢でくるからたまらない。一週間無理に断食をした先生が八日目に
御櫃
(
おひつ
)
を抱えて奮戦するの
慨
(
ママ
)
がある。
漱石氏と私
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
御櫃(おひつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
みひつ
(逆引き)
内侍所
(
ないしどころ
)
の
御櫃
(
みひつ
)
、
剣璽
(
けんじ
)
の
捧持
(
ほうじ
)
など、はや御立座に
供奉
(
ぐぶ
)
して、おん出でましのように拝されますが、もし、
大元帥
(
だいげんすい
)
の大君が、ここに、おわしまさずとなったら、あとの義貞以下、われら将士は
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御櫃(みひつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
櫃
漢検1級
部首:⽊
18画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂
“御櫃”のふりがなが多い著者
夏目漱石
高浜虚子
島崎藤村
長谷川時雨
吉川英治