“大元帥”の読み方と例文
読み方割合
だいげんすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに異彩を極めたのは大元帥明王だいげんみょうおうの大画像でございます、大元帥だいげんすいと書きましても、帥の字は読まず、ただ大元明王とむのが宗教の方の作法でございますが、あの大画像は、いつの頃
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
内侍所ないしどころ御櫃みひつ剣璽けんじ捧持ほうじなど、はや御立座に供奉ぐぶして、おん出でましのように拝されますが、もし、大元帥だいげんすいの大君が、ここに、おわしまさずとなったら、あとの義貞以下、われら将士は
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)