トップ
>
泡
ふりがな文庫
“泡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あわ
91.7%
あぶく
4.4%
あは
2.6%
アブク
0.9%
あぶ
0.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あわ
(逆引き)
また世の笑いぐさだ。かつは
野州
(
やしゅう
)
足利ノ庄から志を立ててここまで来ながら、きょうまでの苦心功業もすべて水の
泡
(
あわ
)
でしかあるまいが
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
泡(あわ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あぶく
(逆引き)
彼らがそこにいることを知らせるのは何かと言えば、たまに水の
泡
(
あぶく
)
が幾つか浮び上がってきて、澱んだ水面ではじけるだけである。
博物誌
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
泡(あぶく)の例文をもっと
(10作品)
見る
あは
(逆引き)
と
思
(
おも
)
ふと、
立
(
た
)
つ
泡
(
あは
)
が、
雪
(
ゆき
)
を
震
(
ふる
)
はす
白
(
しろ
)
い
膚
(
はだ
)
の
爛
(
たゞ
)
れるやうで。……
園
(
その
)
は、ぎよつとして、
突伏
(
つきふ
)
すばかりに
火尖
(
ひさき
)
を
嘗
(
な
)
めるが
如
(
ごと
)
く
吹消
(
ふきけ
)
した。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
泡(あは)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
アブク
(逆引き)
その塀に沿つた、紙や
泡
(
アブク
)
のヒヨロヒヨロと
顫
(
ふる
)
へてゐるドブは、それを見ながら歩くことが嫌ではなかつた。
亡弟
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
泡(アブク)の例文をもっと
(2作品)
見る
あぶ
(逆引き)
泡
(
あぶ
)
く
銭
(
ぜに
)
の
下滓
(
かす
)
を吸って生きている、低級無智な者の中にはさまれて暮していなければならなかった母君の、ジリジリした気持ち——(
気勝者
(
きしょうもの
)
)といわれる
不幸
(
ふしあわせ
)
な気質は、一家三人の共通点であった。
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
泡(あぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
泡
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“泡”を含む語句
泡沫
水泡
泡立
白泡
泡盛
岩野泡鳴
泡雪
気泡
発泡膏
海泡石
泡斎
泡食
泡鳴
泡沫夢幻
一泡
血泡
潮泡
琉球泡盛
発泡
泡雪梨
...
“泡”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
国木田独歩
野口雨情
島崎藤村
紫式部
夏目漱石
徳田秋声
中里介山
吉川英治