“気勝者”の読み方と例文
読み方割合
きしょうもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶぜに下滓かすを吸って生きている、低級無智な者の中にはさまれて暮していなければならなかった母君の、ジリジリした気持ち——(気勝者きしょうもの)といわれる不幸ふしあわせな気質は、一家三人の共通点であった。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)