“発泡膏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はっぽうこう75.0%
ヴェジカトリエン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この病院の医長の療法にしたがって頸筋くびすじ発泡膏はっぽうこう塗布とふするためであったが、部屋の様子を一目みると、彼は恐怖と忿怒ふんぬに取っかれてしまった。
「こいつはちょっと発泡膏はっぽうこうみたいな働きをするんです」と彼は言う。「正確な調合は知りません。パリから来るもんです。これで脳の方さえやられなければ、もうひとりでになおりますよ。 ...
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
フェーリングは数カ月前から僕の両腕に発泡膏ヴェジカトリエンを貼っている。……この療法は僕には実に不愉快だ。痛いことは問題にしないとしても、そのたびごとに一、二日位ずつは腕が使えないのだ。