“はっぽうこう”の漢字の書き方と例文
語句割合
発泡膏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この病院の医長の療法にしたがって頸筋くびすじ発泡膏はっぽうこう塗布とふするためであったが、部屋の様子を一目みると、彼は恐怖と忿怒ふんぬに取っかれてしまった。
「こいつはちょっと発泡膏はっぽうこうみたいな働きをするんです」と彼は言う。「正確な調合は知りません。パリから来るもんです。これで脳の方さえやられなければ、もうひとりでになおりますよ。 ...
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
「なあにかけをしているのだよ。」と、ささやくだけの余裕よゆうがありました。さて、へやにかえってさっそくにしたことは、首にひとつ、背中にひとつ、大きなスペイン発泡膏はっぽうこうをはることでした。