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麹
ふりがな文庫
“麹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうじ
78.3%
かうぢ
8.7%
かうじ
8.7%
まり
4.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうじ
(逆引き)
コシ 鹿児島附近では
黴
(
かび
)
も
麹
(
こうじ
)
もともにコシといい、またいろいろの皮膚の病にもコシ・コセカキ・コシキヤマイという語がある。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
麹(こうじ)の例文をもっと
(18作品)
見る
かうぢ
(逆引き)
甘酒
(
あまざけ
)
は
時間
(
じかん
)
が
短
(
みじか
)
いのと
麹
(
かうぢ
)
が
少
(
すくな
)
いのとで
熱
(
あつ
)
い
湯
(
ゆ
)
で
造
(
つく
)
り
込
(
こ
)
むのが
例
(
れい
)
である。それだから
忽
(
たちま
)
ちに
甘
(
あま
)
く
成
(
な
)
るけれども
亦
(
また
)
忽
(
たちま
)
ちに
酸味
(
さんみ
)
を
帶
(
お
)
びて
來
(
く
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
麹(かうぢ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かうじ
(逆引き)
根太
(
ねだ
)
も
畳
(
たヽみ
)
も
大方
(
おほかた
)
朽
(
く
)
ち落ちて、
其上
(
そのうへ
)
に
鼠
(
ねずみ
)
の毛を
挘
(
むし
)
り
散
(
ちら
)
した
様
(
やう
)
な
埃
(
ほこり
)
と、
麹
(
かうじ
)
の様な
黴
(
かび
)
とが積つて居る。落ち残つた
根太
(
ねだ
)
の
横木
(
よこぎ
)
を一つ
跨
(
また
)
いだ時、
無気味
(
ぶきみ
)
な
菌
(
きのこ
)
の
様
(
やう
)
なものを踏んだ。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
麹(かうじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
まり
(逆引き)
とたんに女の体が
麹
(
まり
)
のように躍って、右手が男の頬をはっしと打った。異様な火のひらめきに刺戟され、その夜の就寝前、女の激しい妬情が、発作的によみがえったのである。男の眼は光った。
窓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
麹(まり)の例文をもっと
(1作品)
見る
麹
漢検準1級
部首:⿆
15画
“麹”を含む語句
麹町
鼠麹草
麹室
麹町通
麹町番町
麹町三番町
麹町区
麹屋
新麹町
麹漬
麹町清水谷
麹香
麹飴
麹義
麹糵
麥麹
麹町辺
麹坊派
麹町永田町
麹町日枝神社
...
“麹”のふりがなが多い著者
村井弦斎
山東京山
与謝野寛
中勘助
林不忘
新渡戸稲造
柳田国男
吉川英治
長塚節
山本周五郎