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鼠麹草
読み方 | 割合 |
はゝこぐさ | 20.0% |
ソキクソウ | 20.0% |
そきくそう | 20.0% |
はゝこ | 20.0% |
はゝこくさ | 20.0% |
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さうしては
又凡ての
幼いものゝ
特有で
凝然として
居られなくて
可憐な
尾をひら/\と
動かしながら、
力に
餘る
水の
勢にぐつと
持ち
去られつゝ
泳いで
居る。
與吉は
鼠麹草の
花を
水へ
投げた。
青木昆陽(甘藷先生といわれる学者)の『
昆陽漫録』に「我国ノ古ヘノ草糕[牧野いう、糕はモチ]ハ
鼠麹草ナリ」とある。
漢名は
鼠麹草または鼠草、色も形も大きさも短い毛のある
容子も、鼠の耳にならば似ていると言える。
麥つくる安房のかや野の松蔭に
鼠麹草の花はなつかしみ見つ
春の田を耕し人のゆきかひに泥にまみれし
鼠麹草の花