“母子草”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ははこぐさ50.0%
はゝこぐさ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母子草ははこぐさもこちらのは、もちに入れるほどにもふっくりと伸びず、小さなうちにもう花が咲いてしまうのは風土のためであろう。
母子草ははこぐさ
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
聖母せいぼ手套てぶくろ」、刺罌粟とげけし母子草はゝこぐさ、どんなに眞白ましろな手よりも、おまへたちのはうが、わたしはすきだ。ほろんだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
吾は此方に蒲公英、母子草はゝこぐさ金鳳花きんぼうげ金仙花きんせんくわ、福壽草など栽ゑんは色彩いろどり如何に。見よ、光よ。色彩いろどりからずや。
花枕 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)