母子草ははこぐさ)” の例文
母子草ははこぐさもこちらのは、もちに入れるほどにもふっくりと伸びず、小さなうちにもう花が咲いてしまうのは風土のためであろう。
母子草ははこぐさ
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから今一つ、静岡県の各郡でねずみの耳、もしくは兎の耳と呼んでいる草がある。本名は母子草ははこぐさ、私の郷里などではホウコ、好い香がするから芳香であろうと、少年の頃には思っていた。