“母子砲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おやこづつ50.0%
ぼしほう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おまけに、つるべ撃ちの砲撃は、ここ中軍の幕舎に集中してきて、母子砲おやこづつの火の玉が、そこらじゅうを火の海にした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
砲型は三種あり、その第一が風火砲ふうかほう、第二が金輪砲こんりんほう、第三が母子砲ぼしほう。それの砲架ほうか脚立きゃたつ式で、砲身は台座に乗って、どっちへもうごく仕掛けになっている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)