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鼠不入
ふりがな文庫
“鼠不入”の読み方と例文
読み方
割合
ねずみいらず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねずみいらず
(逆引き)
その窓の下の方に、一寸した煩事用の仕掛があって、その横の棚にある
鼠不入
(
ねずみいらず
)
の中には茶椀などの食器類がごちゃごちゃと入っている。
過渡人
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
だが、薄暗い六畳の一間をのぞくと、
枕屏風
(
まくらびょうぶ
)
と、
鼠不入
(
ねずみいらず
)
のほか、何もない古畳の真ん中に、一人の図う体の大きな男が、仰向けに
寝転
(
ねころ
)
がっている。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鼠不入
(
ねずみいらず
)
の中にも落葉がはいっていた。本箱の中にもまた落葉が舞い込んでいた。一枚々々皆見覚えた樹木の葉である。
写況雑記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
鼠不入(ねずみいらず)の例文をもっと
(10作品)
見る
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
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豊島与志雄