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鼠入
ふりがな文庫
“鼠入”の読み方と例文
読み方
割合
ねずみい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねずみい
(逆引き)
そこで台所の
隅
(
すみ
)
に置いてある「
鼠入
(
ねずみい
)
らず」の戸を音のしないようにそっとあけて見た。が、そこにもやはり何もなかった。いつもあるはずの
砂糖壺
(
さとうつぼ
)
すらも。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
手廻りの道具も
増
(
ふ
)
えた。新吉がどこからか格安に買って来た手箪笥や
鼠入
(
ねずみい
)
らずがツヤツヤ光って、着物もまず一と通り
揃
(
そろ
)
った。保険もつければ、別に毎月の貯金もして来た。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
すると台所の板の間に
鼠入
(
ねずみい
)
らずがあるのに気がついて
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
鼠入(ねずみい)の例文をもっと
(3作品)
見る
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
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鼠不入
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