“砂糖壺”の読み方と例文
読み方割合
さとうつぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等は毎朝主人の食う麺麭パンの幾分に、砂糖をつけて食うのが例であるが、この日はちょうど砂糖壺さとうつぼたくの上に置かれてさじさえ添えてあった。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そこで台所のすみに置いてある「鼠入ねずみいらず」の戸を音のしないようにそっとあけて見た。が、そこにもやはり何もなかった。いつもあるはずの砂糖壺さとうつぼすらも。