“砂糖店”の読み方と例文
読み方割合
さとうみせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くがはこの年矢川文一郎と分離して、砂糖店さとうみせを閉じた。生計意の如くならざるがためであっただろう。文一郎が三十三歳、陸が二十七歳の時である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
五百と一しょに東京に来たくがが、夫矢川文一郎の名を以て、本所緑町に砂糖店さとうみせを開いたのもこの年の事である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
渋江氏が一旦いったん弘前にうつって、そののち東京と改まった江戸に再びかえった時、くがは本所緑町に砂糖店さとうみせを開いた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)