“粕”の読み方と例文
読み方割合
かす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それもかすみていな事を根に持ちやがってね、若衆は笑いも何もしねえのに、笑い方が気に喰わねえと、こうぬかしゃがるんですよ。
搾り取られた人間のかすはバタバタ死んで行くと、一方から新しく誘拐されて、タコ誘拐者に引率されてゾロゾロやって来る。
監獄部屋 (新字新仮名) / 羽志主水(著)
「ひどく醉つてゐるよ。かす臭いぢやないか。だが、醉つただけぢやない、醉つたところでこの通り死ぬわけはない。八、耳の穴を覗いて見ろ」