“邑智郡粕淵”の読み方と例文
読み方割合
おほちごほりかすぶち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棠軒は阿部正方の軍にあつて、進んで石見国邑智郡粕淵おほちごほりかすぶちに至つた。時に六月十三日であつた。正方は此より軍をめぐらし、七月二十三日に福山に還つた。将軍家茂の大坂城に薨じた後三日である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)