“脣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くちびる83.9%
くち12.5%
クチ1.8%
くらびる0.9%
はさ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さいを締めるように言って、勝気そうな顔をした女は立って玄関へ行った。その人が帰ってしまってから、みんなは話し合った。
童子 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
最初のづけはまた最後のものであった。その後マリユスはを、コゼットの手か襟巻きか髪の毛かより以上のものには触れなかった。
「……生ふるひゞく 我は忘れじ」など言ふ行きあたりばつたりの序歌とは違うて、確かに見据ゑて居る。把握して居る。
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
続いて朋友、門人の銘々が赤彦君のを霑した。その時僕等は、病弱のゆゑに、師の臨終に参ずることの出来ない土田耕平君をおもはざることを得なかつた。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
その中にまれた幾条かの鉄ボールトを露わして、さらにそれを焼き切って二、三尺ずつの断片とし、始めてそれを運び出すことが出来るのだ。
震災後記 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)