“口唇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くちびる97.5%
こうしん2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旦那様は少許(すこし)震えて、穴の開く程奥様の御顔を熟視(みつめ)ますと、奥様は口唇(くちびる)に微(かすか)な嘲笑(さげすみわらい)を見(みせ)て、他の事を考えておいでなさるようでした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ほとんどお互いの口唇(くちびる)と口唇とが触れ合うまでになったが、手で眼をこすりながら「わたしは病気ですから」と言って接吻をこばんだ。
いずれにしても、肉を生身(なまみ)で食うのが一番美味(うま)いのだから、素人(しろうと)は皮だの腸だのは食わなくてもよい。しかし、頭肉、口唇(こうしん)、雄魚の白子(しらこ)は美味いから、ちりにして味わうべきだ。
河豚は毒魚か (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)