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下脣
ふりがな文庫
“下脣”の読み方と例文
読み方
割合
したくちびる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したくちびる
(逆引き)
フランスの寺院にある浮き彫りを見た者は、賢い童貞らが不潔な娘らをながめながら、
下脣
(
したくちびる
)
をとがらしているのを思い起こすだろう。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
顋
(
あご
)
だけ見えて顔は見えない。どうかして顔が見たいものだ。あ。
下脣
(
したくちびる
)
が見える。右の口角から血が糸のように一筋流れている。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ポケットの中に両手を握りしめ、小鳥のように首を振り、
下脣
(
したくちびる
)
をつき出して
慧敏
(
けいびん
)
らしい
脹
(
ふく
)
れ
面
(
つら
)
をした。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
下脣(したくちびる)の例文をもっと
(6作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
脣
漢検1級
部首:⾁
11画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕
“下脣”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
森鴎外